1月14日は特別な日だった。それは、数字のならびが話中調べのダイアルと同じだからとか、バレンタインデーの1ヶ月前だとか、そういった普遍的なことじゃなて文字通り「特別」な日なんだ。
窓越しに伝ってくる冷気が朝の目覚めを妨げ、 ぬくぬくと体温で暖まった毛布が二度目の快眠へと誘う午前9時。
反射して眩しく照らす睦月の陽光と、子供たちのはしゃぐ声にふと現実の世界へ立ち返る午後1時。
寝ぼけ眼のまま、ふらふらと洗面台に行き、冬らしいからりとした冷水を顔にあてる午後1時半。
いつもとちがう今日がこれから始まる――――――――。
なんて青春小説のような始まりを書けば何かが変わると思いふけるが、気付けば午後11時半。
特に別におもしろいこともない1日が過ぎ去っていった。
平成の正岡子規こと
イベント局長
奧谷 雄介