光井勇人です。
自分はこのブログでAGEの仲間に伝えたい「kimochi」を毎週吐き出している、
でも今日は、今日だけは、この文章は一人の男のためだけに俺の「kimochi」を伝えたいと思う。
O谷雄介という男へ。
O谷雄介(以下、Oとする)というイベント局長と、僕は赤坂ブリッツにいた。
おそらく2009年の春イベントの舞台になるであろうこの場所で。
大学生になることを夢見て入ってくる新入生に大学生活の可能性を伝えるために。
そして、学生団体AGEの2009年度のイベント史を新たに開幕させるために。
僕はOと赤坂にいた。
その後、Oとやすべえで乾杯をした。
エビスビールで杯を交わし、いつものようにつけ麺を食した。
やはり、うまい。
その後、Oと渋谷でデザートを食べようということになった。
渋谷の僕のお気に入りのカフェで、期間限定メニューの抹茶小豆ケーキを食した。
やはり、うまい。
その後、Oと春イベントのブッキングについて話をした。
ああでもない、こうでもない。いつものようにブッキングの話は尽きない。
気がついたら11時過ぎてたんで解散ということになった。
そしてOは言った。
「光井さん、俺、本を読もうと思うんですけど、何か一冊いい本貸して下さいよ」
「今の君には、間違いなくこれをいちばん薦めるね。」
するとOは即答した。 「いやあ、ホットペッパーなんていいですよ。」 「ホットペッパーなんて・・・・だと」 その瞬間、本来温厚な自分が、鉄拳で彼を5回ほど制裁し、5階から突き落としかねないくらいの勢いで怒りが込み上げてきそうになったが、大人なのでぐっとこらえた。 ミーハーなOは僕が薦めた本を断り、最近売れ筋の勝間さんの本と本田さんの本を借りて帰った。 確かに両者ともめちゃめちゃいい本だが、この本を読んだ後に読むべきかなとも思った。 彼は、なぜ数ある自分の書棚から、わざわざこの本を薦めたかその意図が全く理解できてなかった。 このままだと俺がタダの「Hot Paper」好きな人じゃねーか!おぃ!!! 食材に食べ時、いわゆる「旬」があるように、 本にはタイミング,読む時期,読まれる時期がある。 今回の『HotPaperミラクルストーリー』は組織運営を行う人間は 次の組織に臨む移行期であるまさに今が読むべき時期だ。 「ホットペッパー」というフリーペーパーはご存知の方も多いだろう。 ただホットペッパーという事業が立ち上がった時に組織の構成員619人の内、9割が業務委託、契約社員、アルバイトからなる組織だったということを知っている人はほとんどいはずだ。 創刊から4年で売り上げ300億円、営業利益100億円、そして7年になる現在は売り上げ500億円規模とリクルートの基幹事業になっている。全国の主要都市のほとんどに展開していて、その数は50版。中国やフランスなどの地域版展開もしている。この本では、ホットペッパーの前身である地域情報誌の赤字解消のために新規ビジネスを立ち上げ、契約社員や業務委託社員を中心に現在のビジネス規模に仕立てあげていくまでの様子が描かれている。 たくさんの人を巻き込んで軌道に乗せるまでの軌跡であり、成功モデルゆえのきらきら光る人のストーリーがたくさん詰まっているのも面白く、随所に書かれているホットペッパーが成功したよりよい組織を創るための創意工夫も非常に興味深い。 HotPaperミラクルストーリーを読んでいると、事業の成功のキーは最終的には組織に関わる「人」が全てであり、その人たちをいかにやる気にさせ、いいところをどんどん伝播させて、組織全体を風通しよく活性化していくかなんだと思った。そしてそれをどうやって具体化していくか、実現していくかが本書には書かれている。 本当に大事なことを難しく書くのではなく、誰にでも100%分かる形で伝えるのが作家のチカラだ。 この本は組織運営を行う上で、大事なことが誰にでも分かる言葉で書いてある良書だ。 学生団体で起こる問題を突き詰めて考えると80パーセント以上が人間関係に行き着く。 そしてそれは組織内でのとビジョンの未共有コミュニケーション不足が要因であるであることが往々にしてある。 概して、そういった諸問題は代替わりをしたばかりのサークルや学生団体で非常に起こりやすい。 学生団体や組織運営に関わる全ての人に読んでほしい良書。 ホットペッパーは創刊から4年で売り上げ300億円、営業利益100億円というミラクルを起こした。 でも今日自分が伝えたかったのは、ミラクルストーリーは誰にでもやり方次第で起こせるということだ。 そのミラクルを起こす最大の要因はやはり「人」であり、組織を変えるのもまた「人」である。 AGEをもっといい組織にしていくには「人」が全てであり、それはスタッフ一人一人にかかっている。 そして奇跡を起こすには、ゼロから新しいものを生み出すには、自分の先入観を捨てることが重要だ。 裸になって初めて見えるものがある。初めて生み出せるものがある。 裸になれ、奥谷雄介。 さあ、春イベだーーー!!!