大学にはいってから、つくづく空気づくりって難しいと感じる。
特に女の子がいる場はほんとに難しい。
だいぶなれてきたけど、俺は高校のときはめためたの男子校で、まったく女の子と関わってこなかった。
携帯にはいってる女のアドレスといったら、母親・おばさん・おばあちゃんだった。
しかも俺は、高校ん時も特に友達と遊ぶようなやつじゃなくて、部活もやってなかったから、学校終わったら毎日すぐ家に帰っては、家でひきこもってた。
だからこんな俺だから1年の初めのほうとか、毎日が戦場のようだった。
でも、高校んとき俺はただ家にひきこもっていたわけじゃなかったんだ。
まったく威張れるようなことじゃないけど、ひたすらバラエティー番組をみて、ひたすら深夜ラジオを聞きまくっていた。
さんま御殿、恋から、ダウンタウンDX、ワンナイ、ごっどたん、ロバート、内P、爆笑オンエアバトル、ナイナイのオールナイトニッポン、爆笑問題のジャンクとか、めちゃくちゃ観て、めちゃくちゃ聞いてた。
今思えば、これがいまの自分をつくってるんだなって思うんだ。
俺はただ見たり聞いたりしてるわけじゃなくて、いつもテレビ・ラジオをみながら、聞いたりして、彼らのトーク、空気の作り方を勉強していた。
太田のこの空気のなかでのこのボケ、その太田を完璧にひろう田中のツッコミ。
松本のこの間でこの鋭いコメント、そして浜田のツッコミ。
有田のこの間でこのボケ、上田の最高のタイミングのツッコミ。
大竹の自分のペースでもっていく笑いやりかた、三村の体で笑わす動き方。
出川のすっべたあとの笑いへのもっていきかた。
岡村のこのトークのスピードで、最後にこのスピード感で落ちをもってくる間の作り方。
土田の笑いがおきるような、あつくなっていいときのしゃべるやりかた。
紳介のトークの中でみせるみぶり、てぶりがいかに自分の笑いを作っているか。
そしてなにより、さんまの間の取りかた、話のふりかた、ひろいかた。
などなど、簡単に書いちゃって、まだぜんぜん書ききれないけど、ほんとにラジオやテレビからは、いろんなことを学んだ。
特に、さんまさんからは、お笑いについて、コミュニケーションについて、考え方などいろんなことについてほんとに教えてもらった。
ひきこもりだった俺にとって、彼らは俺の笑いの先生だった。
高校のときは友達がいなくて毎日学んでたことが、実践できなっかたけど、大学に入って、高校んときに学んだことを試し続けている。
だから、大学にはいって一番初めに思ったことは、ひとりじゃなんもわかってなかったんだなってこと。
やっぱり人と話してこそ、笑いがおきるわけで、笑いがおきてこそ、答えなんだと思った。
笑いが起きればめちゃくちゃ気持ちよくて、笑いが起きないとなんも気持ちよくない。
いくら自分でおもしろいこと考えていても、それに自分だけで満足してるだけでは、ただのオナニーで、そんな気持ちよさは、いつもやってるから十分だ。
俺が求めているのはそんなことじゃなくて、生の声の笑い声なんだ。
大好きなこを笑わせたときの、あの気持ちなんだ。
それがおもしろいかなんてことは、その人に喋って初めてわかることだから、くっそウケるかもしれないし、くっそスベるかもしれない。
だから笑いっておもしろいんだけどね。
つくづくそう思う。
笑いは空気をつくるうえでほんとにだいじなもの。
生きていくうえでかかせないもの。
もちろん、イベントを創るうえでもとっても大事なもの。
そんな大好きなことを一生続けていたい。
大好きなあのこをずっと笑わせたあの気持ちを、ずっと持ち続けていたい。
最近強くそう思うんだ。
広報局
早稲田大学 第二文学部三年
中野孝郁