イベントレポート

AGESTOCK2012 in TOKYO DOME CITY HALL Day1
イベントレポート

11月30日、すっかり肌寒くなり人々もコートを着こむ季節
二日間に渡る日本最大級の学生フェスAGESTOCK2012 in TOKYO DOME CITY HALL
その初日がはじまった。

ステージ中央のスクリーンではカウントダウンの数字がイベント開演までの残り時間を刻んでいる。
開演まであと5分を切ったところで、会場には今回のイベントのサポートMC夏川純の声が響き渡り、一通り注意事項が読み上げられた。
カウントダウンが残り1分30秒に差し掛かった頃、会場の電気が落とされる。
スクリーン映し出されたのはAGESTOCK2012出演者の今日までの軌跡。
練習風景やコンテストの準決勝などの様子から、このイベントに込められた大勢の熱意が伝わる。

映像が終わるとステージに現れるいくつものシルエット
大勢のダンサーがステージ上いっぱいに踊るオープニングパフォーマンスでイベントは幕を開けた。

パフォーマンス終了後、ふたたび暗くなったステージ上にスポットライトで照らし出されたのは、今回のイベントのMCをつとめるカラテカの二人。
「盛り上がってますか!」の声には会場から割れんばかりの歓声が聞こえた。

カラテカ入江の「AGESTOCKにせん~、、、」の掛け声に観客が「じゅうに~~!!」と答えるなど、早くも盛り上がる会場。
カラテカの二人からAGESTOCKの歴史や今回のイベントのテーマ「心躍る瞬間へ」が紹介される。

と ここで、カラテカの二人から紹介される形で登場したのは、今回サポートMCをつとめる夏川純。
イベントMCの三人が揃ったところで、あらためてその日行われるコンテンツやブースの紹介などが行われた。

「次はあの人たち、、、!」と夏川が紹介すると舞台は暗転、、、
『イントロの才能』が会場に響き渡ると照らし出された舞台には、
今話題のディープファンクバンド「在日ファンク」が登場。
「きずきずきずきず、、、」の掛け声で盛り上がる曲『きず』、最新ミニアルバムから『嘘』、
ライブで人気の『マルマルファンク』『爆弾こわい』のに曲が演奏された。
ライブ終了後にはボーカル浜野謙太とMCとのトークがあり、バンド名の由来やどんな学生だったかなどのトークで盛り上がった。

続くコンテンツは「笑才2012」。
カラテカ・夏川の紹介で登場したのは、コンテンツMCを務める、トミドコロ。
いきなりハイテンションで登場したトミドコロから今回のコンテンツの趣旨が説明される。
続いて今回の特別審査員を務める、人気放送作家の元祖爆笑王がステージに登場した。
今年から始まった「笑才」は23歳以下のお笑いNo.1を決めるコンテスト。
決勝に残ったのは「安全ナイフ」「パーマ大佐」「里森きみひこ」の三組。
まずは各組のネタが披露され、会場は爆笑に包まれる。
第二ラウンドでは大喜利が行われ、笑いの総合力が試された。
会場の観客による投票による結果、笑才初代チャンピオンの座は正統派の漫才を披露した安全ナイフが手にした。

続いてのNIKEによるスペシャルステージには、ゲストとして元陸上選手の為末大が登場。
NIKEの主催するランニングイベントや製品が紹介されたあと、観客の中から5名にNIKE iDをプレゼントするスペシャル企画が行われた。

二つ目の学生コンテンツ「ASOBIMANIA」は、ステージと会場が一体となって盛り上がれるコンテンツ。
まず登場したのはゲストDJのやついいちろう。
そのDJパフォーマンスとやついならではの煽りで会場を盛り上げた。
学生DJにバトンタッチされたステージでは上智大学のG-Splashやヲタ芸チームのギニュ~特戦隊がパフォーマンスを披露した。
コンテンツ最後にはやついいちろうと学生とのコラボステージが繰り広げられ、やついの楽曲『君はキョンシー』『マイティDISCO』で、ステージ・観客一体となって盛り上がった。

AGESTOCK2012 初日の終盤に登場したのはライブアクトのソナーポケット。
若い世代を中心に人気の三人組だ。
『365日のラブストーリー』からライブはスタートし、『月火水木金土日。~君に贈る歌~』と人気の楽曲が続く。
『青空』『ソナポケ☆DISCO』で盛り上がった会場にメンバーから、12月12日にデジタルシングルの配信が開始するといううれしい報告が。
その楽曲、『失恋~君は今、幸せですか?~』を披露すると会場は涙に包まれた。
最後は11月7日に発売されたシングル『キミ記念日 ~生まれて来てくれてアリガトウ。~』を歌ってライブは終了。
日本最大級の学生フェス初日、フィナーレに向けて会場の熱は最高潮に。

イベントの最後を飾ったのは「学生パフォーマンスショーケース」。様々なジャンルから集まった200名以上の学生パフォーマーがコラボするコンテンツだ。
幻想的な音楽と映像の中、新体操の演技から始まったこのコンテンツ。
ステージではチア、男子チア、和太鼓のパフォーマンスが次々に披露される。
和太鼓とダンスのコラボの後、ステージ上には大勢のダンサーが集まり、圧巻のパフォーマンスを披露。
最後は全パフォーマーが勢ぞろいし、全員で踊った。

初日最後のコンテンツが終了すると、ステージ上にはその日の全出演パフォーマーが登場。
AGESTOCK2012実行委員会代表の本多の挨拶で、初日の幕を閉じた。